サイトは、指導者の負担をできるだけ軽くしつつ、プログラミング教育を広げるために作りました。
プログラミングは得手不得手が非常に大きく分かれる内容だと思っています。
「やろうとおもうけど・・・」「正直なにから手をつけていいか・・・」
と思われる先生にこそわかりやすく、手軽に子どもたちと学んでいけることを念頭に置いています。
手軽さを重視しつつも、子どもたちがきちんと学べる構成にしています。
すべての先生にバリアフリーにプログラミング教育を提供することで、
すべての子どもたちにプログラミング教育を平等に提供することが、本サイトの目的です。
「あぁ、プログラミングってこういうことね!」
と先生が思えること、そして
「プログラミング簡単!楽しい!」
と子どもたちが言えることを願っています。
授業の流れ
準備:本ホームページのショートカットを作成して児童が使う端末へ配布しておく。
①PCを起動しログイン。
②google chromeを立ち上げ、本ホームページを開く。
③学年を選択し、学習内容を選択。
④それぞれの画面の指示に従って指導を行う。
年間計画の構成
アメリカのサイト「code.org」のカリキュラムの中から、日本の学校の実態に合ったものを選択しました。1から順番にやっていけば、一通りの学習が終えられるようになっています。
2021年度は、昨年度からの続きで学習する児童と、今年度から始めて学習する児童がいることを想定し、準備の時間を作っています。高学年の先生は、後半は少し予習が必要になるかもしれません。もともと英語のサイトですが、日本語に訳されています。デフォルトで日本語になっているはずですが、もし英語のままの場合はページ下部にある言語リストから日本語を選んでください。
ちなみに「code.org」は日本語化されていない部分もありますが、非常に勉強になる素晴らしいサイトです。ここさえ学べば一通りの学習ができます。プログラミングはいろいろあってわからないという方はぜひ一度訪れて下さい。
アンプラグドについて
アンプラグドは楽しい活動ではありますが、準備に時間がかかるので、頻繁に行うのは現実的ではないでしょう。文部科学省の手引きの冒頭にもありますが、やはりゴールはコンピューターを使ってプログラミングをすることを通してコンピューターの特性である論理回路を感覚的に理解すること(プログラミング的思考)です。むしろ、普段の授業の中でICTを活用したり、デジタルシチズンシップ教育を行ったりして、ICTを日常化することでプログラミング的思考は多面的に伸長されると思います。
教科と絡めた指導が求められているが…
慣れていない先生が、いきなり教科の中で指導を行うのは、現実的ではないと思います。先生の技能も、子どもの技能もまっさらだからです。応用的に利用するには、まずはプログラミングとは何か、どうやるのか、何ができるのか、という段階まである程度理解しておく必要があります。かといって、先生が慣れるまで授業を行わないのでは、先生によって差が生まれてしまいます。まずは、使いながら慣れ、プログラミングの基礎を、先生も子どもも身に着けることを目指すのが現実的です。
手引について
「え?ほんとにそうなの?」「初心者だしもうちょっと勉強したい。」「でも手引はちょっとわかりにくい」という、さらに詳しく知りたい方は文部科学省学びのコンソーシアムのサイトで学ぶことができます。